山村留学

【親子で山村留学】小学生の子どもと親子で山村留学体験からメリット・デメリットをご紹介します②

こんにちは、ekです。

今日は山村留学体験談をのせています。

結果として、わたしは山村留学をしてよかったと思っています。
ただ、都市部とは違い、煩わしいことがあるのも事実です。

その、メリットデメリットをご紹介していきます。

山村留学を希望されている方、迷っている方などの参考になれば幸いです。

山村留学をしようと思った経緯

地元に戻って子どもを、自分が通っていた学校に通わせることになった時、自分が育ってきた環境とあまりにも違っていることにおどろきました。

まず、走り回って遊べる場所がなくなっていたこと、カブトムシがいる木も、夏になるとうるさいぐらいカエルが鳴く田んぼも、ほとんどの自然などがなくなっていました。

通学路も、子どもが通る横を、ものすごいスピードで車が何十台も駆け抜けていくのを見て、さらに不安になりました。

そんな時にテレビで観たのが、山村留学でした。
その豊かな自然や子どもたちの、イキイキとした顔に目を奪われました。

山村留学について、いろいろ調べ始めたときに、偶然知人の地元で山村留学制度をあることを教えてもらいました。

すぐに、わたしは親子で見学の申し込みをしました。

山村留学を決意した理由

見学した日は、確か土日のどちらかだったので、残念ながら生徒さん達には会えませんでしたが、小学校を案内してもらいました。

そして、山村留学推進委員の方たちに資料等で説明を受け、たくさんの情報を得ることができました。

地域や学校行事の写真もたくさん展示されていて、本当に楽しそうな印象を受けました。

行事ごとは、田植えや登山、茶道教室、運動会、川下り、雪まつりなどなど…イベントごと満載でした。

また、そこは学校の目の前に山村留学用の住宅があり、学校のグランドからもよく見えましたので、外観だけですが雰囲気は感じ取れました。

わたしが見学先での山村留学を決めたポイントは、

たくさんの自然がまわりにあること。
そこは、山と林、田んぼと小川、ホタルとサルやシカの動物がメインの自然がたくさんありました。

クラスが少人数制。
1クラス10人ほどの少人数でした。全校生徒数も60人ほど(入学当時は)

子どもが興味をもったこと。
1番は子供が行ってみたいといったことです。

山村留学先の生活環境

山村留学用住宅

3LDKの平屋が用意されていましたが、わたしの場合は山村留学用の住宅が満室でしたので、一戸建ての空き家を借りていました。

築70年ぐらいですかね、古い家でした。
広さは2Kで、子どもと2人なので広さは充分でした。

畑も無料で貸してくれますし、ご近所さんにやり方をいろいろ教わりました。

プロパンガス使用、テレビ・ネットはケーブルテレビを推奨など生活するのは何の問題もありませんでした。

家賃は2万円でした。

最寄り施設情報

  • 食料品雑貨店・コンビニ—–車で15分
  • 市役所 分庁舎————–車で10分
  • 小学校———————–徒歩で8分
  • 中学校———————–車で10分
  • 総合病院———————車で20分
  • 郵便局・農協—————–車で2分(簡易所なので?通帳が当日作ることができませんでした次の日以降になるらしい…)
  • 無料福祉バス—————–1時間1本で、18時台が最終
  • 最寄り駅———————-車で15分

店が遠いので、ガソリン代は毎月結構かかりました。
ネット通販がかなり活躍してくれました。

積雪など冬の環境

標高が高い場所にあるので、雪はよく降りました。
だいだい40センチほど積もりますが、地区で除雪車をもっているので、道路は除雪してくれます。

自分の家のまわりの除雪が正直、大変でした。
夜降ると、次の日の朝は道路全面がカチンコチンの凍結状態でした。

良かったこと(メリット)

プレゼンテーション能力が高くなる

少人数制なので、先生は一人一人ていねいに勉強を見てくれます。
子どもがいた学年は、最初12人で卒業するときは8人でした。

卒業するころには、プレゼンテーションや人前で発表する能力が高くなります。
なぜなら、人数が少ないので、一人で発表する機会がたくさんあるからです。

わたしの子どもの場合はですが、急な人前での発表や受験面接で予想外の質問など難なく乗り越えられるようで、本人も得意としています。

コミュニケーション能力が高くなる

小人数なので、遠足や運動会など1年生~6年生いっしょのグループで行うことが多いです。
そのため、必然的に低学年の面倒を高学年がみることが多く、グループをまとめる力がつきます。

そして、地域の方との行事も多く、年配の方たちとの接し方も上手になりました。

自然を生かした体験行事が豊富

ここでは、地域の方主催でイベントや行事が年間通して豊富にありました。

茶道教室

まず、茶道の先生による茶道教室がありました。
正座でピシッと、という堅苦しい教室ではなくゆるい教室でしたが、それでも茶道の基本はきちんと教えてもらっていました。

お正月には新春の茶行事「初釜」も行われました。
着物を持っている子は着物で参加で、うちの子どもも母の着物を着せて参加させてもらいました。

土曜学校

地域の方のサポートによりお菓子作りや人形劇団がありました。
用事がないかぎりは全部の行事に参加していました。

とくに森の教室では、登山やタケノコ堀、泊りで星を見る合宿、お正月には手作り凧を作って飛ばしたりと、親子ともどもたくさんの体験をさせてもらいました。

四季折々の季節感を感じられる

外をみれば、春には庭や山には春の花がたくさん咲き、夏にはイキイキとした山や新緑がみられ、秋にはきれいな紅葉が庭にでればみられ、冬には一面真っ白の雪景色がみられます。

夜になるとあたりは真っ暗なので、流星群を家からみることができます。

雪が降った日は、学校にはスキーウェアで登校します。
必ず雪合戦をするので、ただの防水では寒くすぐにべたべたになって濡れてしまうので、スキーウェアが必須でした。

大変だったこと(デメリット)

地域ののこと

山村留学制度がありますが、すべての人たちが、山村留学に賛同しているわけではありません。なかには、よそ者だからとキツイ言いかたをされる方もいました。

地域の行事が多い

1番大変だったのは、年に2回、2キロ近い長さの川沿いの草刈りです。
7月と9月だったので、まだ暑く午前中はずっと続くので、ものすごく大変でした。
そして、マムシもいるので気をつけながらの草刈りになります。

そのほか、年3~4回はある公共場所の花壇や草木、遊具の手入れや大雨や大雪で崩れた場所の補修など、地元にはないさまざまな行事ごとがありました。

学校行事

先生の人数も少ないので、行事には保護者の手伝いが必須になります。

PTA会員は自動的に、山村留学推進委員会に入ることになり、山村留学を広めるための活動が行われていました。

その活動にはいくつかのグループに分かれ、広報誌やホームページの作成など多岐にわたり、夜に何度も集まりがあり、これも大変だった印象があります。

生活環境

たくさんの虫が出現

とくにカメムシが1年じゅういました。ソバにいるだけでにおいがします。
家の中にいることもあり、夜とびまわったり、天井から落ちてきたりしました。

梅雨時期からは、ムカデがでます。
ヤスデなどは害もないのでいいのですが、ムカデが家の中にいた場合は仕留めないと怖くて眠れません。
一度、寝ているとき服の中ををはっていたことがありました。

登山など森の中には、ヒルがたくさんいる地域で、気づいたらくつ下が血だらけになっていたり、時にはカバンの中に入っていたり、噛まれるとずっと痒いのでたまりません。

病院やスーパーなどが遠い、少ない

車がないと生活は、非常に不便です。
何でも遠いので、毎月のガソリン代も多くかかります。

店舗も小さいと欲しいものがなく、大型店舗に1時間以上かけていかないと買えない場合もあります。

わたしがいた地域では、おなじ市内でも雪の降る量が違い、平地では10センチ位程度の雪でも、わたしたちの地域では30~40センチほど積もるので、通販で頼んだ荷物が遅延したりしました。

動物が出現する

昼間はサルがたくさんそこら中にいます。学校にもいます。
住んでいた家の屋根にもいたり、玄関開けたら大きなサルが2匹、庭でケンカしていたりしました。

サルがいた場合の対象方法も教えてくれるので、都会のように襲われることは一度もありませんでした。

猟が解禁時期には、猟犬が逃げたという情報も…。

夜には、シカやタヌキにイノシシに遭遇します。
特にイノシシは注意が必要です。車にぶつかると大事故につながりかねません。
幸いにして、わたしは夜にイノシシには遭遇したことがありません。

進学のこと

小学校を卒業で、山村留学は終了になりますが、我が家はそのまま留学先の中学校に進学しました。

中学校は少人数制ではなく、1クラス30人ほどの人数になります。
少人数から急に人数が増えるので、クラスになじむのに時間がかかる子もいたようです。

山村留学でうまいくいくコツとは?

個人的な意見ですが、地域や学校の行事には積極的に参加して、地域の方々と触れ合う機会を増やしていくことだと思います。

用事がないかぎりは、積極的に参加し、コミュ障の私でも地域の方々とうまくお付き合いをすることができました。

まとめ

わたしの個人的な感想になります。

入学初日、友達が誰もいないことから、ものすごく不安だったんだと思いますが、半べそを状態で、迎えに来てくれた担任の先生と学校の子たちと初登校していきました。

わたしは、本当は山村留学なんて嫌だったんだろうか…、かなり落ち込みました。

が、下校のときには、すぐにクラスのことも仲良くなれたようで、学校が終わったら遊ぼうと誘われたようで、「ママはもう帰っていいから」と。

ものすごい変わりようでした。

その後は、学校から帰ってくると毎日、今日あった出来事をほんとうに楽しそうに話してくれました。

わたしは場面緘黙症で学校ではうまく話せず、学校に行くのは苦痛で仕方がありませんでした、子どもにはそんな思いをしてほしくなく、学校は楽しい場所だと思えるような環境にしてあげたいという思いから、この学校に決めました。

結果として親子ともども、学校の先生をはじめ、地域の方々に良くしていただきました。
子どもも、本当にかわいがってもらいました。

感謝してもしきれません。

山村留学をして本当に良かったと、心から思っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

田舎の家ではこれが必須です!やつは殺虫剤では死にません。ゴキブリも逝けます。
↓      ↓     ↓    ↓